気になる、目の痛み

長時間、目を使っていると、徐々に痛みを感じる方がいます。
しかし、少し休むと痛さも弱くなり、大したことがないと放置してしまうのです。
本当にその症状は、大したことがないのでしょうか。
実は、その症状こそが病気のサインなのです。
目には、潤いが必要で、その潤いを保っている役割が涙になります。
ずっと酷使し続けていることで、涙も乾いてしまい、痛くなるのです。
今までは、多くの方がこのような症状は、体質の問題だと思っていました。
体質の問題ではなく、実は病気の症状です。
病気と聞くと大変だと感じます。
もちろん、何もしなければ他の病気になってしまう可能性がありますが、適切な治療を行うことで、改善可能です。
最近では、涙の量を調節する機能だけではなく、粘膜も修復し保護する作用がある新しい点眼薬があります。
この新しい点眼薬は、ムチンという粘液を増やせる作用があるので、乾燥してしまい、粘膜の異常からきた乾いた感じやゴロゴロ感といった痛い症状がなくなるでしょう。
これでも、改善できない場合は、重症の可能性があります。
涙点プラグや手術といった治療を検討し、最も適切な治療を医師と相談して決定するのです。
必ず、重症化する前に医師へ診断してもらいましょう。